若年層の避妊失敗とアフターピル

若年層では性的な知識や経験にも乏しい面があるため、性行為の際に避妊を忘れてしまったり、あるいは避妊具の使用に失敗してしまったがために、妊娠するかもしれないという不安に向き合わなければならないこともあるでしょう。こうした若年層の避妊の失敗が、のぞまない妊娠という事態を生まないようにするため、アフターピルとよばれる特別な避妊薬が開発されていますので、覚えておいたほうがよいでしょう。
このアフターピルは、避妊に失敗した性行為のあと、基本的には72時間以内に服用することによって、事後的にでも避妊の効果があらわれる医薬品といえます。アフターピルということばからもわかるとおり、計画的に避妊をするために女性が毎日服用するピルと同じなかまのホルモン剤ですが、緊急の避妊をする場合に一度かぎりで服用するというところに違いがあるといえますし、なかに含まれているホルモンの配分なども異なっています。
アフターピルは、医師の処方箋がなければ頒布できない医薬品となっていて、まちなかのドラッグストアなどでは通常手に入れることはできませんので、かならず産婦人科などの医師のもとを訪れて、問診などを受けたあとで処方してもらうことになります。通常はわずらわしい内診などもありませんし、若年層だからといって必要性があるのにもかかわらず処方されないということもありませんので、すみやかに受診をすべきです。
なお、72時間以上を経過してしまった場合に、まったく効果がないというものでもありませんが、事後的な避妊に成功する確率は、通常であれば8割から9割あったはずのところが、かなり低下してしまうことになりますので、留意しなければなりません。

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